読書の歩み

14歳の自分に伝えたい「お金の話」 藤野英人

14歳の自分に伝えたい「お金の話(著者:藤野英人)をご紹介します。

学校教育において、お金のことを学ぶプログラムは現状ありません。

14歳という大人への成長過程である時期に、お金についてじっくり考えることは大きな意味があると思います。

そんな中でこの本は、お金という観点から、子どもが「社会の仕組み」や「人生観」を学ぶのに適した良書だと感じました。

タイトルには「お金の話」とありますが、人生論や仕事に関する記述もあり、勉強になる1冊です。


 

著者プロフィール

藤野英人(ふじのひでと)

・1990年早稲田大学法学部卒業。

・レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長、最高投資責任者

・主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。

内容紹介と考察

次の4つの章で構成されています。

  1. 「お金」のこと
  2. 「使う」こと
  3. 「仕事」のこと
  4. 「人生」のこと

いくつか、印象に残ったフレーズをご紹介します。

「お金を使って何をするか」という選択が、君の未来を形づくっていく

著書の中で「常にお金はフラットである」という言葉があります。お金の価値を活かすも殺すも、使う側の選択次第であることを痛感します。

仮に14歳であったとしても、一消費者として、何を買うかという選択、つまり消費行動が、世の中にお金の流れを生むきっかけになります。

自分が気になった商品あったら、それを作っている会社について調べて、購入するしないを決めることは、投資の第一歩だと思います。

お金があるから、人生を楽しめるのではない。人生を楽しむことが先で、お金は後からついてくる。

著者は「お金の失敗は修正可能です。失敗を恐れて挑戦をする勇気を失うことのほうを恐れるべき」と述べています。

失敗から何度でも立ち直れる人にこそ、お金も集まってくるのだと思います。

お金の知識はもちろん、投資家として活躍する著者の人生観についても学べる本です。

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